
こんにちは。ポイ活LOVER、運営者の「S.ma」です。最近、身に覚えのない「LINEスタンプ公式アカウント」から「100ポイントプレゼントキャンペーン」の通知が届き、勝手に友だち追加されていたという経験はありませんか。自分のスマホが乗っ取られたのではないか、個人情報が漏れているのではないかと不安になりますよね。実はこれ、LINEの仕様を悪用した業者による巧妙な手口なんです。
私自身もポイ活をしている中で、こうした怪しいアカウントや「○○ポイントあげます」といった甘い誘い文句には何度も遭遇してきました。ただ、仕組みさえ知ってしまえば「怖い・不安」という気持ちはだいぶ軽くなりますし、ちゃんと設定を見直せば今後の被害もかなり減らせます。
この記事では、なぜ勝手に追加されるのかという原因から、二度と通知を来させないための設定方法まで、できるだけ専門用語を避けながら、スマホがあまり得意でない方でも迷わず操作できるレベルで分かりやすく解説していきます。
- 知らないアカウントが勝手に友だち追加される具体的な仕組み
- 「100ポイントプレゼント」の裏にあるアフィリエイト詐欺の実態
- 本物の公式アカウントと偽物を一瞬で見分けるバッジの確認方法
- 今すぐできる「友だち追加許可」のオフ設定とQRコードの更新手順
この記事だけ読めば、「突然変なLINEが来たけどどうすればいい?」という悩みはほぼ解決できるように書いています。では、順番に見ていきましょう。
LINEスタンプ公式アカウント100ポイントプレゼントキャンペーンが勝手に追加される仕組み
まずは、なぜ自分では何もしていないはずなのに、このようなアカウントが「勝手に」友だちリストに入り込んでくるのか、その謎を解明していきましょう。これを知ると「なんだ、そういうことだったのか」と少し安心できるはずですし、同じ仕組みを使った別の詐欺にも引っかかりにくくなります。
- なぜ勝手に追加?電話番号検索の罠
- 過去のQRコードが原因で追加される
- 100ポイントプレゼント詐欺の危険性
- 本物か偽物かバッジの色で見分ける
なぜ勝手に追加?電話番号検索の罠
一番多い原因がこれです。「ハッキングされたかも?」「LINEのパスワードがバレたのかな…」と心配される方が多いのですが、実際にはもっとアナログで地味な方法が使われています。
LINEには「電話番号で友だち追加」という機能がありますよね。電話帳に登録されている番号から自動で友だちを見つけてくれる、あの便利機能です。業者はこれをフル活用します。
業者がやっていることのイメージ
悪質業者は、自分たちのスマホや専用ツールに、存在しそうな電話番号を機械的に片っ端から登録していきます。例えば「090-0000-0000」から「090-9999-9999」まで、総当たりでアドレス帳に入れていくイメージですね。
そのうえで、LINEの設定で
- 「友だち自動追加」:オン
- 「友だちへの追加を許可」:オン
にしておくと、アドレス帳に入れた番号に対して、LINE側が勝手に「この番号の人、LINEやってるよ」と紐付けを行い、友だち候補に表示してしまいます。
さらに、あなたの側の設定で「友だちへの追加を許可」がオンになっていると、業者が一度あなたを登録しただけで、自動的にあなたの友だちリストにその業者アカウントが入り込んでしまう、というわけです。つまり、
| 状態 | あなたの設定 | 相手(業者)の動き | 結果 |
|---|---|---|---|
| パターンA | 「友だちへの追加を許可」オン | あなたの番号を電話帳に登録 | あなたのLINEに業者が勝手に友だち追加される |
| パターンB | 「友だちへの追加を許可」オフ | 同じく電話帳に登録 | あなた側には全く表示されない |
とはいえ、知らない業者にLINEアカウントを知られているのは気持ちのいいものではありませんよね。この後の「友だちへの追加を許可設定を見直す」で、この自動追加を止める方法を詳しく解説します。
過去のQRコードが原因で追加される
もう一つの意外なルートが、過去にSNSや掲示板などで公開した「QRコード」や「招待URL」です。「昔、ゲームの友だち募集でTwitterにQRコードを載せたことがあるかも…」という方は要注意です。
QRコードは一度ネットに出すと半永久的に残る
LINEのQRコードには、あなたのLINEアカウントに紐づく情報が埋め込まれています。本来はリアルの場で一時的に見せるためのものですが、SNSやブログ、プロフィールサイトなどにアップしてしまうと、画像としてずっと残り続けてしまいます。
インターネット上に一度公開された画像は、たとえ元の投稿を消したとしても、
- スクリーンショットとして誰かが保存している
- まとめサイトや画像検索にキャッシュとして残っている
- 別のサイトに転載されている
といった形で、何年も誰でもアクセスできる状態で残っていることがあります。
業者は古いQRコードを集めてリスト化している
詐欺業者はこうした古い画像を検索でかき集め、「追加すると反応がありそうなアカウントのリスト」としてストックしています。そこに自分たちの宣伝用アカウントから片っ端に友だち申請を飛ばすことで、効率よくターゲットを増やしているんですね。
- ゲームのフレンド募集用にQRコードをTwitterに貼った
- マッチングアプリのプロフィールにLINEのQRを載せていた
- フリマアプリで「取引を早く進めるため」とQRコードを画像に貼った
数年前の投稿でも、検索に引っかかってしまえば、業者のターゲットリストに加えられる可能性があります。
そのため、一度ブロックしても、別の業者が同じ古いQRコードを使って再び追加してくる、いわゆる「ゾンビ追加」が起こりやすくなるんですね。「この前ブロックしたのに、また似た名前のアカウントが来た…」という場合は、このパターンを疑ってみてください。
後ほど紹介する「QRコードを更新する」操作をすれば、過去にネット上に出回ってしまったQRコードをまとめて無効化できるので、心当たりがある方は必ずやっておくのがおすすめです。
100ポイントプレゼント詐欺の危険性
では、彼らの目的は何なのでしょうか?結論から言うと、これは「オプトイン・アフィリエイト」と呼ばれる報酬目的の詐欺である可能性が極めて高いです。
「スタンプ無料」「100ポイント全員プレゼント」というのは単なる釣り餌です。実際にリンクを開くと、
- 「年齢確認のため」と称して別サイトへの会員登録を要求される
- 出会い系・マッチング系サービスの有料会員登録に誘導される
- 「副業」「在宅ワーク」など、高額商材・情報商材の購入ページへ飛ばされる
といった流れがほとんどです。業者側は、あなたが登録や購入、資料請求などを行うことで、1件あたり数百円〜数千円の報酬を受け取っています。あなたに100ポイントを配るつもりなど最初からなく、「いかに多くの人を別サイトに登録させるか」が彼らのビジネスモデルです。
| 表示される約束 | 実際の目的 | ユーザーのリスク |
|---|---|---|
| 「アンケート回答で100ポイントプレゼント」 | アンケート後の会員登録・有料プランへの誘導 | クレジットカード情報や住所を入力してしまう |
| 「LINEスタンプ無料でプレゼント」 | 外部サイトへのログイン情報取得 | ID・パスワードを盗まれる、他サービスへの不正ログイン |
| 「限定キャンペーンで高額ポイント」 | オプトインアフィリエイトで成果件数を稼ぐ | 大量の迷惑メール・SMSが届くようになる |
ポイント詐欺の仕組み自体は、メルカリや他サービスをかたるケースでも共通していて、「アンケートに答えるだけ」「本人確認するだけ」といった甘い文言で油断させるのが特徴です。同じようなパターンの具体例は、メルカリのアンケートで9000ポイントがもらえるという通知の危険性と対処法でも詳しく解説しているので、不安な方はあわせて読んでみてください。
「無料でポイントをもらう」つもりが、「個人情報を安売りしてしまっただけ」になりがちなので、少しでも怪しいと思ったら、リンクを開かない・個人情報を入力しない、を徹底するのが一番安全です。
本物か偽物かバッジの色で見分ける
LINEの公式アカウントには、その信頼度を示す「バッジ」が付いています。これを見れば、一発で本物かどうかが分かりますよ。
アカウント名の横にある盾のようなマークの色を確認してみてください。ぱっと見では分かりづらいのですが、色によって意味が全く違います。
| バッジの色 | 信頼性 | 特徴 |
|---|---|---|
| 緑色 | 非常に高い | LINE社の厳しい審査を通過した大手企業や有名ブランド。銀行・キャリア・官公庁などもここに入ります。 |
| 紺色(青) | 高い | 所定の審査を通過した認証済みアカウント。中小企業や店舗など、実在する団体が多いです。 |
| 灰色 | 低い・危険 | 審査なしで誰でも作れる個人向けアカウント。詐欺の99%はこれ! 名称だけ「○○公式」と名乗っているケースもあります。 |
「100ポイントプレゼント」のような大規模なキャンペーンを、個人の灰色バッジのアカウントが実施することは、常識的に考えてあり得ません。灰色バッジで甘い言葉をささやいてくるアカウントは、すべて疑ってかかりましょう。
バッジ以外にチェックしたいポイント
- プロフィール欄に公式サイトや会社情報がきちんと書かれているか
- トーク履歴に、いきなり外部URLばかり送ってきていないか
- 日本語が不自然すぎないか(機械翻訳っぽい文など)
バッジはあくまで「目安」です。緑・青バッジだからといって100%安全というわけではないですが、灰色バッジなのに大きなキャンペーンを名乗るアカウントはかなり怪しいと考えてOKです。
気になるアカウントを見つけたら、バッジの色とプロフィールをセットで確認する習慣をつけておくと、だいぶ防御力が上がりますよ。
LINEスタンプ公式アカウント100ポイントプレゼントキャンペーンが勝手に届く時の対処法

仕組みが分かったところで、次は具体的な対策です。これさえやっておけば、今後同じような迷惑アカウントに悩まされることは激減するはずです。難しい操作はほとんどなく、数分で終わるものばかりなので、ぜひスマホを片手に実際に設定を触りながら進めてみてくださいね。
- 友だちへの追加を許可設定を見直す
- 偽アカウントをブロック・通報する
- QRコードを更新して再追加を防ぐ
- もし登録してしまった時の対処法
- LINEスタンプ公式アカウント100ポイントプレゼントキャンペーンが勝手に来ても無視しよう
友だちへの追加を許可設定を見直す
まず最初に行うべき最強の対策は、電話番号検索による自動追加をブロックすることです。ここをオフにしておくだけで、「電話番号を勝手に登録されてLINEに潜り込まれる」というパターンをほぼ封じることができます。
「友だちへの追加を許可」をオフにする手順
- LINEのホーム画面右上にある歯車マーク(設定)をタップします。
- 「友だち」を選択します。
- 「友だちへの追加を許可」という項目を探し、スイッチをオフ(緑色じゃない状態)にします。
これをオフにしておけば、相手があなたの電話番号を持っていても、勝手にLINEで友だち追加されることはなくなります。リアルな友だちと交換するときはQRコードを使えばいいので、基本的にはオフにしておいて問題ありません。
ついでに確認したい「友だち自動追加」設定
同じ画面にある「友だち自動追加」も、できればオフにしておくのがおすすめです。これがオンだと、あなたのスマホの連絡先に登録された相手が、自動でLINEの友だち候補として追加されてしまいます。
- 家族や親しい友人だけとLINEしたい → 基本オフでOK
- 仕事で初対面の人ともLINE交換することが多い → 必要に応じて一時的にオンにする
おすすめ設定の目安
| 利用スタイル | 友だち自動追加 | 友だちへの追加を許可 |
|---|---|---|
| プライベート中心 | オフ | オフ(強く推奨) |
| 仕事でも頻繁に交換 | 状況に応じて一時的にオン | 基本オフ |
| 電話帳とLINEを完全連携したい | オン | オン(ただし迷惑アカウントが増えやすい) |
「設定を変えると、ちゃんと友だちと繋がれなくなるんじゃ…?」と不安になるかもしれませんが、実際にはQRコードや招待リンクで十分カバーできます。迷惑アカウントから身を守る意味では、一度オフにしてしまうのが一番ラクかなと思います。
偽アカウントをブロック・通報する
既に友だちリストに入り込んでしまった迷惑アカウントは、放置せずに削除しましょう。ただ削除するだけでなく、「通報」もセットで行うのがおすすめです。あなた一人のアクションでも、積み重なることで被害を減らす力になります。
ブロック&通報の具体的なやり方
手順
1. 迷惑アカウントとのトーク画面を開く
2. 右上のメニュー(三本線や「≡」マーク)をタップ
3. 「その他」または「詳細」から「通報」を選択
4. 「迷惑行為・スパム」など該当する項目にチェックを入れて送信
5. その後「ブロック」を選択し、トーク一覧から非表示にする
通報することでLINE運営側に情報が届き、その悪質アカウントが凍結される可能性が高まります。みんなで通報すれば、被害の拡大を防ぐことにも繋がりますね。
通報した方がよいケース・ブロックだけでよいケース
- 通報もすべきケース: 明らかに詐欺っぽいURLを送ってくる、マルチ商法・投資をしつこく勧誘してくる、なりすまし(有名人・企業の偽アカウント)など。
- ブロックだけでよいケース: 単に宣伝メッセージが多くて鬱陶しい公式アカウント、自分で追加したけどもう不要になったショップなど。
迷ったときは「少しでもおかしい」「他の人も被害にあっていそう」と感じたら、積極的に通報してしまってOKです。逆に、ブロックする前に興味本位でURLを開いたり、返信してしまうのはNGです。反応した時点で「この人は連絡が通る」と判断され、別のアカウントから再度アプローチされることもあります。
QRコードを更新して再追加を防ぐ
意外と忘れがちなのがこれです。流出してしまったQRコードやURLは、「更新」することで無効化できます。過去に一度でもQRコードをネット上に載せたことがある人は、ほぼ必須でやっておきたい対策です。
QRコード・リンクを更新する手順
- ホーム画面などで自分のアイコンをタップし、プロフィール画面を開きます。
- 「QRコード」や「マイQRコード」と書かれたボタンをタップして、自分のQRコードを表示させます。
- 画面内のメニュー(…や設定マーク)から「QRコードを更新」や「リンクを更新」を選択します。
- 「更新すると以前のQRコードは無効になります」といった確認が出るのでOKをタップします。
これを一度やっておけば、ネット上に残っている古いQRコードから読み取ろうとしてもエラーになり、業者はあなたのアカウントに辿り着けなくなります。定期的に更新するのも良い習慣かもしれません。
今後QRコードを公開するときのコツ
- 不特定多数が見られる場所(SNSや掲示板)には極力載せない
- どうしても載せる場合は、用が済んだらすぐ投稿ごと削除する
- オフ会やゲームのフレンド募集など、一時的な用途なら後で必ずQRを更新する
「とりあえず便利だから」と何年も同じQRコードを使い回すと、それだけ業者に狙われやすくなってしまいます。
もし登録してしまった時の対処法
「うっかりURLをクリックして、言われるがまま登録してしまった…」という方も、焦らないでください。まだ間に合います。ここからは、被害を最小限に抑えるための手順を順番に整理しておきます。
すぐにやることリスト
- それ以上の操作をしない: 画面を閉じ、追加の登録や支払いに進まないようにします。
- 個人情報はこれ以上入力しない: クレジットカード番号や住所などは絶対に入力しないでください。
- 連動アプリを解除する: もし「権限を許可」してしまった場合は、設定 > アカウント > 連動アプリ から、不審なアプリの連動を解除してください。
- パスワードを再利用していた場合は変更: 他のサービスと同じパスワードを使っていたなら、そちらも早めに変更しておきましょう。
- 届くメッセージはすべて無視: 登録後にメールやLINEが来ても、一切反応してはいけません。反応すると「この人はカモだ」と思われてしまいます。
お金やカード情報を入力してしまった場合
もし既にクレジットカード番号や口座情報を入力してしまった場合は、自分だけで抱え込まず、早めに専門の窓口に相談するのがおすすめです。
「こんなことで相談していいのかな…」と遠慮してしまう方も多いのですが、変だなと思った時点で相談してOKです。被害が小さいうちに動いたほうが、解決の選択肢も多くなります。
LINEスタンプ公式アカウント100ポイントプレゼントキャンペーンが勝手に来ても無視しよう
いかがでしたでしょうか。今回の「LINEスタンプ公式アカウント 100ポイントプレゼントキャンペーン 勝手に」追加される問題は、こちらの設定と知識で十分に防げるものです。
- 電話番号を片っ端から登録されて勝手に追加される
- 昔ネットに載せたQRコードを使い回されて再追加される
- 「100ポイント」はエサで、実態はオプトインアフィリエイト型の詐欺
- 灰色バッジのアカウントは特に警戒が必要
- 「友だちへの追加を許可」をオフにすれば、勝手な追加はかなり防げる
こうして仕組みを理解してしまえば、「変なLINEが来た=自分のせい」ではありませんし、スマホが乗っ取られたわけでもありません。淡々と設定を見直し、怪しいアカウントはブロック&通報するだけでOKです。
甘い話には必ず裏があります。特に「全員プレゼント」や「無条件」といった言葉には注意が必要です。ポイ活を楽しむ私としても、公式が認める方法だけでコツコツ貯めるのが一番確実で安全だと痛感しています。安全なLINEポイントの貯め方については、lineポイントの貯め方【中学生向け】安全で簡単な方法まとめでも、年齢問わず使える基本ルールを整理しているので、よければ参考にしてみてください。
また、「歩くだけでポイントがもらえるアプリ」など、正規のポイ活にも怪しいものが紛れ込むことがあります。アプリの安全性や仕組みが気になる方は、歩くだけでポイントは怪しい?知恵袋より分かる安全性と仕組みもチェックしておくと、詐欺と上手に距離を取りながらポイ活を続けやすくなるかなと思います。
まずはこの記事で紹介したとおり、設定を見直し、怪しいアカウントは即ブロック&通報。これを徹底して、安心安全なLINEライフを送りつつ、正しい方法で楽しくポイントを貯めていきましょう。