サンドラッグのセルフレジでポイントの使い方と失敗しない注意点

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こんにちは。ポイ活LOVER、運営者の「S.ma」です。皆さんはサンドラッグでお買い物をする際、セミセルフレジの操作で戸惑った経験はありませんか。

特にサンドラッグのポイントの使い方やセルフレジでの操作手順に関しては、私も最初は少し緊張しました。「あれ、ポイント使うボタンどこだっけ?」「楽天ポイントカード出すの忘れた!」なんて焦り、一度はありますよね。楽天ポイントとの併用ルールや、万が一カードを忘れたときの後付けができるかなど、知っておきたいことはたくさんあります。また、ポイントを利用した後の残金の支払い方法についても気になるところです。

この記事では、そんな疑問を解消するために、私の実体験をもとに分かりやすく解説していきます。

この記事のポイント
  • サンドラッグのセルフレジでポイントを使う正確なタイミング
  • 楽天ポイントと二重取りをするための必須手順
  • ポイント利用後の残金支払いに使える決済方法
  • 操作ミスやカード忘れなどのトラブル対処法
目次

サンドラッグのセルフレジでポイントの使い方を解説

サンドラッグ店内に設置されたセミセルフレジの精算機で支払い操作をする顧客たち

サンドラッグのレジは「セミセルフレジ」と呼ばれるタイプが多く導入されています。これは、店員さんが商品をスキャンしてくれる「登録機(登録ステーション)」と、その後移動して自分でお金を払う「精算機(精算ステーション)」に分かれているのが特徴です。

実は、この「場所が分かれている」という仕組みこそが、ポイント利用を少しややこしくしている最大の原因なんですよね。ここでは、精算機の前で焦らないための具体的な操作の流れを、ステップバイステップで見ていきましょう。

ポイント利用ボタンを押すタイミングと操作手順

これが最大のトラップと言っても過言ではありません。多くの人が「支払い方法(現金やクレジットカード)」を選んでから、その決済プロセスの中でポイントを使うものだと思っていますが、サンドラッグの精算機は順番が逆なんです。

重要:お金を入れる前に「ポイント利用」ボタンを押す!

「クレジットカードを挿入してください」という画面になってからでは、もう遅いのです。具体的な手順は以下の通りです。

ステップ1:音声案内を聞き逃さない

精算機の前に立つと、画面には購入明細と合計金額が表示されます。この時、機械から音声ガイダンスが流れます。
「ポイントを利用される場合はポイント利用ボタンを押してください」
この音声が流れている間が、ポイント利用のアクションを起こす唯一のタイミングです。

ステップ2:画面上のボタンを探す

画面上(機種によりますが、支払い方法選択画面の下部や隅にあることが多いです)にある「ポイント利用」というボタンを必ず最初に押してください。

ステップ3:ポイント数を入力する

ボタンを押すとテンキー(数字キー)が表示されます。ここで、使いたいポイント数を入力して「確定」を押します。「1ポイント=1円」として使えるので、例えば「100ポイントだけ使う」といった指定も可能です。

ステップ4:残金の支払いへ

ポイント分が合計金額から引かれたのを確認してから、残りの支払い方法(現金やクレジットカード、電子マネーなど)を選びます。

もし、「ポイント利用」ボタンを押さずにクレジットカードなどを挿入してしまうと、システムは「ポイント利用なし」と判断して決済処理に進んでしまい、もうポイントを使う画面には戻れません。この「ボタンファースト(まずはポイントボタン)」のルールだけは絶対に覚えておいてくださいね。

楽天ポイントとの二重取りをする正しいやり方

サンドラッグの有人レジで店員に楽天ポイントカードと会員証を提示して二重取りをする女性客

サンドラッグの大きな魅力といえば、サンドラッグ独自のポイントと、共通ポイントである楽天ポイントの「二重取り(ダブルで貯まる)」ができることです。ポイ活好きとしては絶対に見逃せないメリットですよね。

でも、精算機の前でお財布から楽天ポイントアプリを準備しても、実はもう手遅れなんです。

登録機での提示が絶対条件

楽天ポイントを使う・貯めるための絶対条件は、「最初の登録機(店員さんがいるところ)」でカードやアプリを提示することです。

二重取りの鉄則フロー
  • 登録機(店員):サンドラッグポイントカードと楽天ポイントカードの両方を提示してスキャンしてもらう。「楽天ポイントも貯めます」と一言添えるとスムーズです。
  • 精算機(自分):画面でポイント利用操作を行う。ここで初めて「貯めたポイントを使う」操作ができます。

精算機にもバーコードリーダーがついていることがありますが、あれは主にPayPayなどの「スマホ決済」を読み取るためのものです。あそこで楽天ポイントカードを読み込ませようとしても反応しないか、エラーになることが多いので注意が必要です。

なお、楽天ポイントの付与ルールや対象店舗については、公式サイトの情報も参考にしてください。
(出典:楽天ポイントカード『サンドラッグでも楽天ポイントが貯まる』

現金やPayPayなどの支払い方法と併用できる

「ポイントを使ったら、残りは現金しかダメ?」と不安になる方もいるかもしれませんが、安心してください。ポイント利用はあくまで「値引き(ディスカウント)」として扱われるので、残りの金額はサンドラッグで対応している好きな方法で支払えます。

例えば、1,000円の買い物で300ポイント使った場合、残りの700円は以下のような方法で支払えます。

決済手段詳細・備考
現金最も基本の併用方法です。小銭を減らしたい時にも便利。
クレジットカードVisa, Mastercard, JCB, Amex, Dinersなど主要ブランドに対応。タッチ決済が可能な店舗も増えています。
QRコード決済PayPay, 楽天ペイ, d払い, LINE Pay, au PAY, メルペイなど幅広く対応。
電子マネー交通系IC(Suica等), 楽天Edy, iD, QUICPay, nanacoなど。

私がよくやるのは、端数の数十円だけポイントを使ってキリの良い金額にし、残りをPayPayや楽天ペイで支払う方法です。これなら、残金支払い分に対してさらにQR決済側のポイント(PayPayポイントなど)も貯まるので、まさにポイ活の「三重取り」に近い状態が作れます。

ポイント残高ですべて全額支払いはできるか

「財布を出さずにポイントだけで買い物を済ませたい」という日もありますよね。結論から言うと、全額ポイント払いも可能です。

例えばお会計が1,250円で、手持ちのポイントが2,000ポイントある場合、入力画面で「1250」と入力して確定すれば、支払うべき残金は0円になります。

全額ポイント払い時の挙動

残金が0円になった場合、その後の「支払い方法選択画面(現金の投入やカード挿入を促す画面)」はスキップされます。そのままレシート発行画面へと進み、買い物が完了します。

ただし、期間限定ポイントなど有効期限が迫っているものから優先して消化されるかどうかは、サンドラッグポイントと楽天ポイントそれぞれのシステム仕様によります。特に楽天ポイントの場合、通常ポイントと期間限定ポイントが混在している時は、自動的に期限の近いものから消費される仕組みになっていることが一般的です。

確定ボタンを押した後はポイント数の変更ができない

セルフレジのタッチパネル画面でポイント利用ボタンを指でタップしているアップ画像

これ、本当に注意が必要です。精算機でポイント数を入力して「確定」ボタンを押すと、音声でも「確定すると変更ができません」とはっきり流れます。

この警告は本物で、一度確定ボタンを押してしまうと、システム上ポイント利用額がロックされてしまいます。画面上から「戻る」ボタンや「訂正」ボタンが消えてしまい、自分では修正できなくなってしまうのです。

もし間違えて「100ポイント」のつもりが「1000ポイント」と入力して確定してしまった場合は、店員さんを呼び出しボタンで呼んで、レジ操作を最初からやり直してもらう(取引中止・再登録)しかありません。

レジが混んでいる夕方の時間帯などにこれをやってしまうと、後ろに並んでいる人の視線も気になりますし、心理的にかなりキツイです。入力した数字が合っているか、指差し確認するくらいの慎重さで「確定」ボタンを押すことを強くおすすめします。

サンドラッグセルフレジでのポイントの使い方と注意点

サンドラッグの精算機スキャナーにスマートフォンのQRコード決済画面をかざして支払いをする手元

ここまでは基本的な操作についてお話ししましたが、ここからは「もしもの時」のトラブル対応や、知っておくと損をしない細かいルールについて解説します。特に「後付け」に関しては、サンドラッグポイントか楽天ポイントかによって運命が大きく分かれるので要注意です。

ポイントカードを忘れた時の後付け対応について

「あ!バッグを変えたからカードが入ってない!」「アプリを入れたスマホを車に忘れた!」なんてこと、人間ですからありますよね。でもサンドラッグなら、まだ諦めなくて大丈夫です。

サンドラッグ独自のポイントに関しては、「ポイントの後付け」に非常に寛容な対応をしてくれます。

後付けの具体的な手順
  • 会計時にレジで「カードを忘れました」と伝えなくても大丈夫ですが、必ずレシートを受け取ること(これが命です)。
  • 後日(期限は店舗によりますが、一般的には1ヶ月以内など比較的長めに見てくれます)、そのレシートと会員証を持ってサービスカウンターへ行きます。
  • 店員さんがレシートを確認し、専用の端末で処理をして、ポイントを加算してくれます。

私も一度やったことがありますが、嫌な顔ひとつされずに「はい、大丈夫ですよ」と対応してもらえました。レシートさえあれば救済されるので、絶対に捨てないでくださいね。

楽天ポイントは会計後の後付けができないので注意

一方で、非常に厳しいのが楽天ポイントです。こちらはサンドラッグの社内システムとは別で動いている共通ポイントのため、会計が終わった後の「後付け」は原則できません。

「サンドラッグポイントは後で付けてもらえたのに、なんで楽天ポイントはダメなの?」と不満に思う方もいるかもしれませんが、これは楽天側のルールやシステム上の通信制約によるものです。楽天ポイントに関しては「出し忘れたら終わり」という覚悟で、会計前に必ず提示するようにしましょう。

アプリのバーコードが表示されない時の対処法

サンドラッグの店舗でスマートフォンアプリの会員証バーコード画面を表示している様子

ドラッグストアの店舗って、お店の奥の方や建物の構造によっては電波が入りにくいことがありますよね。レジの順番が回ってきたのに、アプリを開こうとしたら「通信エラー」でバーコードが出ない…これ、冷や汗が出る瞬間です。

登録機のスタッフさんはスピーディーに処理を進めたいので、モタモタしていると「今回はポイントなしで進めますね」となってしまうこともあります。

通信エラー対策3選

  • 入店したらすぐ起動:商品を選んでいる間にアプリを立ち上げておきましょう。レジ直前で起動するのはリスクが高いです。
  • Wi-Fiをオフにする:街中のフリーWi-Fiなどを拾ってしまい通信が不安定になることがあります。レジ前ではWi-Fiを切って4G/5G回線にするのが安定への近道です。
  • 物理カードも携帯:スマホの充電切れや大規模な通信障害に備えて、お財布に物理カードを入れておくのが最強のアナログ保険です。

ちなみに、楽天ポイントなどのバーコードはセキュリティ対策で一定時間ごとに変わる仕様(動的バーコード)になっていることが多いので、スクリーンショットは使えない(エラーになる)場合があります。横着せずにアプリを表示させるのが無難です。

処方箋や金券などポイント利用の対象外商品

サンドラッグではほとんどの商品にポイントが使えますが、法律や規約によって「ポイント利用(値引き)」が制限される商品があります。これらがカゴに入っていると、精算機で「ポイント利用」ボタンがグレーアウトして押せなかったり、エラーが出たりします。

主なポイント利用対象外リスト

  • 処方箋調剤:病院でもらった処方箋のお薬代(一部負担金)には、健康保険法の関係でポイントを使えないことがほとんどです(ただし、ポイントを「貯める」ことは可能な場合が多いです)。
  • POSAカード・金券類:Amazonギフトカード、iTunesカード、Google Playカードなどを購入する際も、ポイント充当はできません。換金性の高い商品はNGということですね。
  • 免税会計:インバウンドなどで免税手続きをする場合も、システム上の処理が特殊になるため対象外になることがあります。
  • 地域指定ゴミ袋など:自治体によっては、ゴミ袋の価格が条例で決まっているため値引き(ポイント利用)ができないケースがあります。

ポイントの有効期限や残高を確認する方法

「せっかく貯めたポイントが、気づいたら期限切れで消えていた…」なんて悲劇は絶対に防ぎたいですよね。確認方法はいくつかあるので知っておきましょう。

一番確実で簡単なのは「レシート」です。買い物のたびに、レシートの一番下の方に「現在のポイント残高」と「有効期限」が印字されています。特にサンドラッグ独自のポイントは、「最終利用日から1年間動きがないと失効する」というパターンが一般的です。定期的にサンドラッグで買い物をしていれば期限は自動的に延びていきますが、久しぶりに利用する場合はレシートをチェックするのがおすすめです。

もちろん、サンドラッグ公式アプリや楽天ポイントクラブアプリでも確認できます。レジに行く前に「今日は〇〇ポイント使おう」と決めておくと、精算機の前で「いくらあったっけ?」と慌てずに済みますよ。

まとめ:サンドラッグのセルフレジでポイントの使い方

今回は、サンドラッグのセミセルフレジにおけるポイントの使い方について、かなり詳しく解説してきました。最後に、これだけは覚えて帰ってほしい重要なポイントをおさらいしましょう。

  • ポイント利用は「お金を入れる前」に画面のボタンを押すのが鉄則。
  • 楽天ポイントとの二重取りは「最初の有人レジ(登録機)」で提示しないとできない。
  • 一度「確定」ボタンを押すと自分では修正できないので、数字の入力は慎重に。
  • サンドラッグポイントはレシートがあれば後付け可能だが、楽天ポイントは不可。

最初は「登録機」と「精算機」の役割分担に戸惑うかもしれませんが、「ボタンを押すタイミング」さえ間違えなければ大丈夫です。これでお得なポイント生活(ポイ活)をストレスなく楽しんでくださいね!

※本記事の情報は執筆時点のものです。店舗や地域によってレジの仕様や対応が異なる場合がありますので、正確な情報は店頭でご確認ください。

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