VポイントのPayPay交換はいつから?最新情報を解説

「Vポイント PayPay 交換はいつから? 最新情報を解説」という記事のタイトルが書かれたアイキャッチ画像。

「VポイントのPayPay交換はいつから?」と、サービス再開を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。私も旧Tポイント時代はよくPayPayに交換していただけに、2024年のVポイント統合で交換が終了した際は「不便になったなぁ…」と正直がっかりしていました。

しかし、ついに2025年度内(2026年3月まで)に「相互交換」としてパワーアップして再開されることが正式発表されました!

この記事では、「結局いつから始まるの?」という最新スケジュールはもちろん、具体的な交換手順や必須の連携設定、交換できない時の対処法、さらには「Vポイントとペイペイ、結局どっちが得?」という疑問やお得な二重取りテクニックまで、皆さんが知りたい情報を分かりやすく解説します。

この記事のポイント
  • VポイントとPayPayポイント相互交換の最新スケジュール
  • 失敗しないための具体的な交換手順と連携設定
  • 交換できない場合の主な原因と対処法
  • VポイントとPayPayをお得に活用するテクニック
目次

Vポイントのpaypay交換はいつから開始?

VポイントとPayPayのロゴが描かれた2025年のカレンダーを見ながら、ポイント交換の開始日を心待ちにしている日本人女性。
  • VポイントとPayPayポイントの相互交換概要
  • VポイントのPayPay交換が終了したのはなぜ?
  • VポイントのPayPay交換方法と手順
  • VポイントでPayPayチャージは可能?
  • VポイントとPayPay連携の必須設定

VポイントとPayPayポイントの相互交換概要

結論から言うと、VポイントとPayPayポイントの相互交換は、2025年度内(2026年3月まで)に段階的に開始される予定です。

2025年5月15日に三井住友カード株式会社とPayPay株式会社が提携強化を正式に発表しました。これは、SMBCグループとソフトバンクグループという、日本のキャッシュレス決済を牽引する両陣営が、利用者(会員)基盤の拡大と利便性向上を目的とした戦略的提携です。これにより、これまで異なる経済圏であった両社のポイントが、今後は自由に行き来できるようになります。

発表されている相互交換の基本情報は以下の通りです(2025年10月時点の予定)。

項目内容(予定)
発表日2025年5月15日
提携企業三井住友カード株式会社、PayPay株式会社
交換の方向双方向(Vポイント ⇔ PayPayポイント)
交換レート1:1 (等価交換)
最小交換単位100ポイント~

当初は2025年夏頃に開始予定との情報もありましたが、2025年10月時点の最新情報では「2025年度内」に開始予定とされています。具体的な開始日はまだ発表されていません。両社のシステム開発や最終調整が完了次第、改めて公式発表がある見込みです。

VポイントのPayPay交換が終了したのはなぜ?

「以前はVポイント(旧Tポイント)からPayPayに交換できたのに」と感じる方もいるかもしれません。実際、過去にはポイント交換サービスが提供されていましたが、一時的に終了していました。

この背景には、2024年4月22日に行われたTポイントとVポイントのシステム統合が大きく関係していると推測されます。Tポイントと三井住友カードのVポイントという、出自の異なる巨大なポイントシステムを一つに統合する作業は非常に大規模なものでした。このシステム変更に伴い、PayPayを含む多くの提携サービスとのポイント交換ルールや連携システムを一度見直し、再構築する必要があったため、一時的に交換サービスが停止していたと考えられます。

しかし、今回の三井住友カードとPayPayの強力な提携により、2025年度内にはより利便性の高い形での「相互交換」として復活することになりました。これは、過去の一方通行(Tポイント→PayPay)の交換ではなく、VポイントからPayPayポイントへ、そしてPayPayポイントからVポイントへと、双方向で交換できるため、利用者にとっては大きなメリットと言えます。

一度終了したのは、パワーアップするための準備期間だったのですね!PayPayポイントをVポイントに交換できるのは画期的です。

VポイントのPayPay交換方法と手順

Vポイント(青)とPayPayポイント(赤)が、2025年度から相互に交換可能になることを示す抽象的なイメージ図。

2025年度内に開始が予定されているVポイントからPayPayポイントへの交換は、三井住友カードの「Vpassアプリ」や「PayPayアプリ」の双方から手続きが可能になると予想されます。

具体的な交換手順や操作画面はまだ公式発表されていませんが(2025年10月時点)、一般的なポイント交換の流れとして、以下のステップが考えられます。

予想される交換ステップ(Vpassアプリからの場合)

1. Vpassアプリにログインし、「ポイント」メニューから「ポイント交換」を選択します。

2. 交換先一覧から「PayPayポイント」を選択します。

3. 初回のみ、PayPayアカウント(Yahoo! JAPAN ID)との連携認証を行います。

4. 交換したいVポイント数を入力し(例: 100ポイント単位)、内容を確認して手続きを完了します。

予想される交換ステップ(PayPayアプリからの場合)

1. PayPayアプリの「ポイント」または「管理」メニューから「ポイント交換」などを選択します。

2. 交換元として「Vポイント」を選択します。

3. 初回のみ、Vpassアカウントとの連携認証(ID・パスワード入力など)を行います。

4. 交換したいポイント数を入力し、手続きを完了します。

サービス開始直後はアクセスが集中する可能性があります。また、交換レートや最小交換単位(現在は1:1、100ポイント〜の予定)は、正式開始時に変更がないか、手続き画面の注意書きを必ず確認するようにしてください。交換にかかる日数(即時反映か、数日かかるか)も重要なチェックポイントです。

VポイントでPayPayチャージは可能?

多くの方が誤解しやすい点ですが、Vポイントを「ポイントのまま」直接PayPay残高(PayPayマネーやPayPayマネーライト)にチャージする機能は、現在のところ提供されていません。

ただし、間接的にVポイントをPayPayでの支払いに活用する方法は存在します。

1. 三井住友カード経由での活用法

三井住友カード(NL)などVポイントが貯まる対象カードをPayPayアプリの支払い元クレジットカードとして登録します。そして、PayPayで決済すると、カード利用分として後日請求が来ます。この請求額に対し、VpassアプリからVポイントを1ポイント=1円として充当する(「ポイント払い」)ことで、実質的にVポイントをPayPayでの支払いに使えます。

2.(参考)三井住友カードからPayPay残高へのチャージ

Vポイント(が貯まるカード)でPayPay残高にチャージすること自体は可能です。ただし、PayPayアプリにおいて、PayPay残高へのチャージに利用できるクレジットカードは「PayPayカード(旧ヤフーカード含む)」のみとされています(※2025年10月時点)。三井住友カードを含む他社カードは、PayPay(残高)へのチャージ元には設定できません。

(※注:PayPayの支払い方法として「クレジット(旧あと払い)」に三井住友カードを登録することは可能です。これは残高チャージとは異なります。)

2025年度に予定されている提携強化では、SMBCグループの総合金融サービス「Olive」のアプリ内で、PayPay残高の確認やチャージが手数料無料で行えるようになる見込みも発表されています。これにより、三井住友カードやOliveからPayPayへのチャージが解禁される可能性があり、利便性が飛躍的に高まることが期待されます。

VポイントとPayPay連携の必須設定

VポイントとPayPayのポイント交換や各種連携サービスをスムーズに利用するためには、サービス開始前に事前の設定を済ませておくことが不可欠です。特に以下の3つのアカウント連携が重要になります。

1. Yahoo! JAPAN IDの登録・連携

PayPayアカウントはYahoo! JAPAN IDと連携していることが基本となります。これがポイント交換や情報連携の土台となります。PayPayアプリの「アカウント」メニューから連携状況を確認できます。

2. Vポイント(旧Tカード)番号の連携

Vポイントは旧Tポイントと統合されたため、Vポイントが貯まるTカード番号(またはモバイルVカード)と、上記1.のYahoo! JAPAN IDを連携させておく必要があります。これはYahoo! JAPANのサービス(Tサイトなど)から設定可能です。

3. PayPayアプリでの本人確認

安全にサービスを利用するため、PayPayアプリでの本人確認(eKYC)を済ませておくことが強く推奨されます。銀行口座の登録や、ポイント交換などの重要な機能の利用に、本人確認が必須となる場合があります。

これらの連携がどれか一つでも欠けていたり、異なるIDで紐付いていたりすると、いざ交換しようとした際に「対象ユーザーではない」「連携できない」といったエラーの原因となります。サービス開始前に、PayPayアプリの設定メニュー「外部サービス連携」や、Yahoo! JAPANの登録情報ページで、連携状況を必ず確認しておきましょう。

Vポイントのpaypay交換はいつから?詳細解説

VポイントとPayPayのロゴが描かれた2025年のカレンダーを見ながら、ポイント交換の開始日を心待ちにしている日本人女性。
  • VポイントがPayPayに交換できない原因
  • Vポイントとペイペイはどっちが得?
  • PayPayとVポイントの二重取りテクニック
  • PayPayポイントの主な交換先
  • vポイントのpaypay交換はいつから?最新情報

VポイントがPayPayに交換できない原因

2025年度のサービス開始後、「楽しみにしていたのに、VポイントがPayPayに交換できない」というトラブルが発生した場合、いくつかの原因が考えられます。

慌てる前に、以下の点を確認してみてください。

主な原因詳細と対処法
アカウント連携の不備最も多い原因です。PayPayに連携した「Yahoo! JAPAN ID」と、Vポイントに連携した「Yahoo! JAPAN ID」が異なっている可能性があります。必ず同一のIDで連携させてください。
本人確認(eKYC)が未完了PayPayアプリ側、またはVpassアプリ側で求められる本人確認手続き(運転免許証やマイナンバーカードでの認証)が完了していないと、高額な交換やサービス利用が制限されることがあります。
アプリのバージョンが古いVpassアプリ、PayPayアプリのどちらかが古いバージョンのままだと、新しい交換機能に対応していない場合があります。App StoreやGoogle Playで必ず最新版にアップデートしてください。
交換上限に達しているサービス開始後、1日あたり(例: 20,000ポイントまで)や1ヶ月あたり(例: 50,000ポイントまで)の交換上限が設定される可能性があります。上限を超えていないか確認しましょう。
システムメンテナンス中Vポイント側またはPayPay側、あるいは両社の連携システムが深夜や早朝にメンテナンスを行っている場合があります。時間をおいて再度試してみてください。
対象外のポイントVポイントの中でも、特定のキャンペーンで付与された「期間限定ポイント」や、旧Tポイント時代の「ストア限定Tポイント」などは、交換対象外となる可能性があります。

前述の通り、特に多いと予想されるのが「Yahoo! JAPAN IDとVポイント(Tカード番号)の連携ミス」です。PayPayアプリの設定から連携状況を再確認しましょう。それでも解決しない場合は、各サービスのカスタマーサポートに問い合わせる必要があります。

Vポイントとペイペイはどっちが得?

VポイントとPayPayポイントが乗せられた天秤(てんびん)が釣り合っている画像。「Vポイントとペイペイはどっちが得か」を比較している様子。

「Vポイントとペイペイ、結局どっちが得なの?」という疑問は、2025年度からの相互交換が可能になることで、さらに悩ましいものになるかもしれません。結論から言えば、これは利用する方の生活スタイルによって、最適解が異なります。

それぞれのポイントの強みを理解し、自分の消費行動に合わせることが重要です。

Vポイントがおすすめな人

三井住友カード(NL)やOliveなどをメインカードとしており、クレジットカード決済が多い方。特に、対象のコンビニや飲食店で最大7%還元(※)を受けられる点は、他の追随を許さない大きな強みです。貯めたポイントをSBI証券でのVポイント投資に回したい方にもVポイントが向いています。 (※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。)

PayPayポイントがおすすめな人

QRコード決済を日常的に使い、中小規模の個人商店など、クレジットカードが使えない場面でもキャッシュレスで支払いたい方。PayPayの加盟店数は全国400万カ所以上(※2025年時点)と圧倒的です。また、PayPayが実施する「超PayPay祭」などの大規模なキャンペーンで、20%〜30%といった高還元を狙いたい方にもPayPayポイントがおすすめです。

2025年度からの最適解:「良いとこ取り」戦略 相互交換が可能になることで、以下のような戦略が取れます。

  1. 普段は「三井住友カード(NL)」で決済し、コンビニ(7%)や特約店で効率よくVポイントを貯める。
  2. 「超PayPay祭」など、PayPayの大型キャンペーンが開催されたら、貯めておいたVポイントPayPayポイントに等価交換する。
  3. 交換したPayPayポイントを使って、キャンペーン対象店でお得に買い物をする。

このように、ポイントを貯めるシーンと使うシーンを分離し、両方のメリットを享受するのが最も賢い使い方になるでしょう。

PayPayとVポイントの二重取りテクニック

コンビニのレジで、モバイルVカードを提示しつつPayPayで決済することで、VポイントとPayPayポイントを「二重取り」している日本人男性。

VポイントとPayPayポイントは、工夫次第で1回の会計で同時に貯める「二重取り」が可能です。これは非常に強力なテクニックであり、提携が強化される今後、さらに重要になります。

1. モバイルVカード提示 + PayPay決済

最も基本的かつ強力な方法です。ウエルシア、ガスト、ファミリーマート、すかいらくグループ、ENEOS、吉野家、オートバックスなど、Vポイント提携店(旧Tカードが使える店)で利用できます。

手順は簡単です。

  1. 会計時に、モバイルVカード(または物理Tカード)を提示して、提示ポイント(0.5%〜1%)としてのVポイントを獲得します。
  2. その後の支払いをPayPayで行い、決済ポイント(0.5%〜)としてのPayPayポイントを獲得します。

これにより、「Vポイント(提示分)」と「PayPayポイント(決済分)」が両方貯まります。

2.(将来的に)Olive・三井住友カード + PayPay

2025年度の提携強化により、Oliveアカウントや三井住友カードとPayPayの連携が深まる予定です。特に注目されているのが、PayPayが2025年秋以降に「PayPayカード」以外のクレジットカード利用に対して手数料を課す可能性があると発表している点です。

今回の提携強化により、三井住友カード(NL)やOliveは、この手数料の対象外となる方向で進んでいます。これが実現すれば、PayPayの支払い元として三井住友カードを設定するメリットが非常に大きくなります。Vポイントを貯めつつ、PayPayのキャンペーンにも(手数料負担なく)参加しやすくなると期待されます。

「提示ポイント(Vポイント)」と「決済ポイント(PayPayポイント)」を分けるのが二重取りの基本ですね!Vポイント提携店では忘れずに実践したいです。

PayPayポイントの主な交換先

Vポイントは楽天ポイントやPontaポイント、ANAマイルなど交換先が豊富ですが、PayPayポイントの交換先はこれまで少し特殊でした。

PayPayポイントは「他社ポイントに交換する」というよりも、「PayPay残高としてそのまま使う」のが基本的な活用法となります。

PayPayポイントの主な使い道

  • PayPayでの支払い: 1ポイント=1円として、街のお店やオンラインショッピングの支払いに自動的に充当されます。「ポイントを使う」設定にしておけば、残高より先にポイントが自動で消費されます。
  • ポイント運用: PayPayアプリ内で、ポイントを擬似的に運用(投資体験)するサービスに利用できます。PayPay証券が提供するサービスで、手軽に投資を体験できます。

「ポイント運用」は、実際の投資信託やETFの値動きに連動するため、ポイントが増えることもあれば、減る(元本割れする)リスクもあります。あくまで余剰ポイントで楽しむものと理解しておきましょう。

2025年度からの「出口戦略」革命 これまでは出口(交換先)が少なかったPayPayポイントですが、2025年度からはPayPayポイントからVポイントへの交換も可能になる予定です。

これにより、PayPayで貯めたポイントをVポイントに集約し、

  • クレジットカード(三井住友カード)の支払いに充当する
  • SBI証券でのVポイント投資(1ポイントから投資信託が買える)に回す
  • VポイントからANAマイルなど、他のポイントに交換する

といった、出口戦略が格段に広がります。これはPayPay経済圏の利用者にとっても非常に大きなメリットです。

Vポイントポイントのpaypay交換はいつから?最新情報

最後に、「vポイントのpaypay交換はいつから?」という読者の皆様の疑問に関する最新情報と、この記事の要点をまとめて再確認します。

2025年10月時点で最も新しい公式情報では、VポイントとPayPayポイントの相互交換は2025年度内(2026年3月まで)に段階的に導入予定とされています。

具体的な開始日については、まだ発表されていません。当初予想されていた「2025年夏頃」からは時期が変更されているため、焦らずに三井住友カードやPayPayからの公式発表を待ちましょう。アプリの通知や公式サイトのニュースリリースに注目してください。

この記事の重要なポイントは以下の通りです。

  • VポイントとPayPayポイントの相互交換が2025年度内に開始予定
  • 交換レートは1:1で等価交換(100ポイント単位)の見込み
  • 過去に交換が終了したのは2024年4月のVポイント統合が主な理由
  • 交換はVpassアプリやPayPayアプリから双方向で可能になる見込み
  • Vポイント本体でのPayPay残高チャージは不可(クレカ経由での支払充当は可)
  • 連携には「同一のYahoo! JAPAN ID」を介したVポイント連携が必須
  • 「アカウント連携不備」や「本人確認未了」は交換できない原因になる
  • Vポイントはクレカ利用者や対象コンビニ・飲食店利用者に強み
  • PayPayはQR決済利用者や中小店舗、大型キャンペーン参加者に強み
  • Vポイントとペイペイどっちが得かはライフスタイルで判断する
  • 今後は両方の「良いとこ取り」(貯めるV、使うPayPay)が最適解になる
  • 提携店での「Vカード提示」+「PayPay決済」でポイント二重取りが可能
  • PayPayポイントの主な交換先は決済利用(支払充当)がメインだった
  • 今後はPayPayからVポイントへの交換も可能になり出口戦略が広がる
  • 三井住友カードはPayPayの他社クレカ手数料の対象外になる見込み
  • 最新情報は公式サイトやアプリで必ず確認が必要
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